サプリメントQ&A

Q1 天然由来のサプリメントと合成のサプリメントの違いは何ですか?

天然のものは、合成のものに比べ体内への吸収量が良いとされています。ビタミンCは約1.5倍、ビタミンEは3.5倍~5倍吸収量が良いようです(参考 Am.J.Clin.Nutri)。また、化学的な分析では同じ結果でも、天然は合成に無いものが有用物質が含まれます。合成のビタミンCはアスコルビン酸でしかなく、アセロラなど天然のビタミンCは、バイオフラボノイドなどの一緒に働く構成成分がふくまれている優れたビタミンCと言えます。また、天然のビタミンEはαートコフェロールだけでなく、すべてのトコフェロールを含み、強力な効果を発揮しますので、やはり天然のほうが優れていると言えます。
また、化学的な分析では同じ結果でも、天然は合成に無い有用物質が含まれます。

Q2 ビタミンの生理作用と薬理作用って何ですか?

ビタミンは体にとって必要不可欠なものです。あるビタミンの欠乏により脚気になる等、体にとって不可欠の働きを生理作用と言います。薬理作用は、生理作用の延長上にある作用で生理作用以上の働きを言います。一般に所要量の数倍から100倍の大量のビタミンの摂取により体の機能改善の改善が期待でき、病気の予防や治療に役立ちます。

Q3 アレルギー体質でもサプリメントを飲んでも大丈夫ですか?

マグネシウムやビタミンCなどアレルギーに有効なサプリメントもあります。(HEALING WITH VITAMINS 参照)しかし、アレルギーはあなどれないものです。必ずかかり付けの医師、専門医にご相談の上摂取してください。

Q4 お酒を飲む機会が多いのですが、何かサプリメントを摂った方がいいですか?

お酒を多く飲むと脂肪肝になる危険が高まります。これを防ぐにはビタミンB群の仲間のコリンやイノシトールを摂ると肝臓の解毒作用を助けます。さらにアルコールはビタミンB1の吸収を妨げ、不足しがちになるので補給が必要です。二日酔いを防ぐためには、その原因となるアセトアルデヒド(アルコールが肝臓で分解されるときに発生する有害物質)を分解するビタミンCを飲酒の前後に摂っておくとよいでしょう。

Q5 サプリメントとビタミン剤の違いは何ですか?

過去、ビタミン剤は医薬品として薬局で販売されるものでした。医薬品の規制緩和措置でビタミンを食品として扱う事も可能になり、薬局以外で販売されるビタミン剤はサプリメントとして扱われています。サプリメントは食品(栄養補助食品)の分類です。特定のビタミンだけでなく、総合的に栄養素が補えるマルチビタミンやミネラルなどさまざまなものがあります。

Q6 サプリメントを摂らなくても、栄養は食べ物から摂ればよいのではないでしょうか?何故サプリメントが必要なのでしょうか?

サプリメントは食事で不足するものを補うものです。かなり食事に気をつけていても、現代生活の中では十分な栄養を摂るのはかなり大変です。更に一歩進んで、微量栄養素の薬理効果によって生活習慣病を予防する事を目的とするならば、高単位に配合されたビタミン、ミネラルの摂取が必要です。今日の欧米化した食習慣ではカロリーやタンパク質は十分足りており、さらに脂肪に至っては30年余りで2.5倍以上に増加し、成人病との相互の関連が懸念されています。一方でビタミンやミネラルは栄養不足状態です。このような食生活で健康を維持していくためにはサプリメントによる栄養補給は必要だと考えます。

Q7 サプリメントを使っていると、食べ物から吸収できなくなるのではないですか?

人間の筋肉は使わないと退化し、能力が失われていきます。しかし栄養素を含む食べ物であろうが、サプリメントであろうが胃の中で分解され、腸から吸収されます。サプリメントに使用されているビタミン類も食物から摂取するビタミン類も同じ栄養素ですので吸収ができなくなることはありません。

Q8 サプリメントを毎日摂ると過剰症になるのではないですか?

水溶性のビタミンである、ビタミンB群やビタミンCは余剰の分は尿から排泄されます。脂溶性のビタミンAやビタミンEも規定量を守っていれば心配ありません。(VITAMINN AND MINERAL SAFETY)によれば10,000 IU以下のビタミンAは一般成人で安全と記載されています。

Q9 サプリメントはどのくらい続ければよいのでしょうか?

自分の食生活から不足している栄養素を知りましょう。それを補充するのがサプリメントです。タバコを吸えばビタミンCを消耗します。お酒はビタミンBを減らします。どれくらい続けてばよいと言うことでなく、健康維持、生活習慣病の予防等、目的をもって継続することをお勧めします。

Q10 スポーツや仕事で疲れます。 どんなサプリメントを摂ったらいいですか?

疲れやすいときはビタミンB群、慢性疲労にはビタミンCを中心とした総合ビタミンが効果的です。
ビタミンB1は、肉体疲労ばかりでなく、弱った神経の働きを正常にして情緒が不安定だったり、体がだるくてやる気が出ないといった不快感を和らげる効果があります。心の緊張がほぐれず、落ち着かないときにはビタミンEをとりましょう。血行を良くし、緊張して収縮した血管を広げ、体をリラックスさせる効果があります。

Q11 タバコをやめられません。またヘビースモーカーが家族にいる場合、多めに摂らせた方がいいビタミンはあるのですか?

たばこの煙は体内で活性酸素を発生させ、生活習慣病の大きな要因となります。たばこ1本あたり50mgのビタミンCが消費されると言われています。愛煙家やその家族は、ビタミンCの補給を積極的にしてください。抗酸化ビタミン(アンチオキシダント)はこれらの人に最適なビタミンでしょう。

Q12 抗酸化物質って何ですか?

老化を含め疾病の90%が活性酸素が原因と言われています。環境汚染、ストレス、過度の飲酒、喫煙などによって活性酸素が発生し、遺伝子や細胞膜が壊れることで、老化や疾病が始まります。この活性酸素を抑える働きがあるものが抗酸化物質です。抗酸化物質にはビタミンやミネラルを始め、いろいろな物質があります。ビタミンではビタミンE、ビタミンC、ビタミンB2、-カロチン。微量ミネラルのマンガン、亜鉛、セレン。その他コエンザイムQ10、カテキン、カロチノイド、バイオフラボノイド、アントシアニン、リコペンがあります。

Q13 サプリメントは、会社によって違いますか?

製造している会社によって、含有量や成分、原料はまったく違います。また科学的な根拠のない製品もあります。価格に惑わされず、まず成分、含有量、原料などをしっかり見極めた上で選ぶ必要があります。最近、低価格で含有量が低いサプリメントを多く見かけますが栄養先進国のアメリカでは、このような製品はみかけません。サプリメントに関する本が最近多く目につきます。参考にしてください。目的、健康状態により摂り方も異なります。

Q14 ビタミンを単独で摂っても意味がないといわれましたがそうですか?

ビタミンに限らず、他のミネラルや栄養素も単独で力を発揮するものはありません。体内では色々な栄養素が相互に作用しています。ただし特定の疾病予防など捉え方によっては、高単位のビタミンを単独でとることもあります。しかし一般には特定の栄養素が不足すると他の栄養素も有効に働きにくくなります。 マルチビタミンなどのサプリメントで全体的にバランス良くすることが大事です。

Q15 ビタミンやミネラルは多く摂ったほうがいいですか?

大量に摂っても効果は上がりません。すべてに最適なバランスがあります。また、日本人に適したバランスのものを摂るべきです。ヨウ素は人体に必要なミネラルですが、海産物を多く摂る日本人はほとんどの人が足りています。リンも同様に日本人にはあまり必要ないものです。また逆に日本人の70%もの人に不足している葉酸とリコペンは積極的に補う必要があります。最適な量のバランスを個人で摂ることは難しいと思いますので、日本人に適したバランスで作られたマルチビタミンを利用するのがお勧めです。

Q16 サプリメントは何歳から必要でしょうか?

年齢だけでは一概に言えません。現代人は炭水化物、蛋白質、脂肪の三大栄養素は十分摂取していますが、ビタミンやミネラルの不足により、免疫能力が低下し、アレルギーや病気にかかりやすくなっています。幼児期、思春期、妊婦、授乳中、更年期、50歳過ぎそれぞれの時期に必要な栄養素は異なります。また、生活環境や労働の環境も配慮すべきかもしれません。参考文献(サプリメント健康バイブル 日本サプリメント協会著)

Q17 子供や高齢者が飲んでも大丈夫ですか?

子供や高齢者こそサプリメントを摂るべきです。子供は成長期に必要なカルシウムやB群、C群、鉄を含んだマルチビタミン、中高年はがんやストレスから身を守る抗酸化性の高いC群やEを含んだマルチビタミン、高齢者は骨粗しょう症やアルツハイマーを予防したB群、C群、E、亜鉛やセレンを含んだマルチビタミンがお勧めです。病気を未然に防ぐためにも各年代にあった「最適なサプリメント」を摂るべきです。

Q18 開封後はどのくらいで使い切ればいいのですか?

サプリメントのパッケージの賞味期限を厳守ください。 賞味期限が1年先であったとしても、開封した後は直射日光を避け、涼しいところに保管し、できるだけ早く飲みきってください。開封後は、ふたをきちんと閉め、酸化や劣化を防いでください。

Q19 妊婦に必要なビタミンと妊婦が摂ってはいけないビタミンを教えて下さい。

第6次改定日本人の栄養所要量では妊婦は、ビタミンA、D、葉酸、カルシウム、鉄などが通常の人より多くなっています。特に胎児の骨の発育のためにビタミンD、カルシウムが必要です。また先天性奇形を防ぐためにビタミンB12と葉酸が必要です。新生児の消化管出血を起こさせないためには、ビタミンKやビタミンCも大事です。またカルシウムとともにマグネシウムが含まれたマルチビタミンを摂ることをお勧めいたします。つわりにより栄養状態が悪くなる場合はバランスよい食事とともに不足する栄養素をサプリメントで補う事が大事です。簡単に摂るにはマルチビタミンがお勧めです。一方、摂ってはいけないビタミンはありませんが、ビタミンAは過剰摂取にならないようにすべきです(過剰に摂取すると胎児に影響を与える可能性があります)。ビタミンAは成長に欠かせない大切なビタミンなので、必要に応じてビタミンAに変換される-カロチンを摂取すると良いでしょう。なお、妊娠初期のつわりの軽減には、ビタミンB6を補給するのが有効です。

Q20 今ダイエット中で脂ものなどの食事を制限しています。 何かサプリメントを摂った方がいいですか??

ダイエット中、最も気を使うものは油脂です。これらを摂らないと脂溶性ビタミンE、A、カロチンの欠乏になります。ダイエット中はカルシウムやビタミンDも不足となり、骨も脆くなり骨折の心配があります。ダイエット中は摂取カロリーを気にするあまり、穀類を摂らないのでビタミンB1が不足します。ダイエット中は総合的に処方されたマルチビタミン、ミネラルを摂取すべきでしょう。

Q21 パソコンの仕事で目をよく使うので疲れます。どんなサプリメントがいいですか?

パソコンの使用で、日常的に目の疲れを感じる人が多くなっています。「目の疲れを防ぐビタミン」はビタミンA、ブルーベリーに入っているアントシアニンがお勧めです。アントシアニンには抗酸化作用があり、特に目の老化を防いでくれます。必要に応じて体内でビタミンAに変わるβ-カロチン、アントシアニンなどサプリメントで手軽に補給できます。

Q22 サプリメントを飲みたいのですが、種類が多過ぎて自分にはどのサプリメントが適するのか分かりません。

いろいろな会社からさまざまなサプリメントが販売されています。しかし基本はビタミンとミネラルです。まずは簡単に摂れる「マルチビタミン」をお勧めします。その上で必要に応じて活性酸素による遺伝子のダメージを防ぐ「アンチオキシダント」を加えればさらによいと思います。

Q23 二日酔いにいいサプリメントはありますか?

「昔は気にならなかったが、年とともに二日酔いするようなった。」という声をよく聞きます。酒は度を過ぎると毒になります。内臓が衰えるため、飲酒量が減るのは当たり前です。2日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解にはビタミンCが必要です。また、ビタミンB1をはじめB群が不足しがちになります。お酒を飲むと、肝臓に過酸化脂質が生成されやすくなり、これは老化や生活習慣病の原因になります。過酸化脂質を中和する抗酸化作用があるビタミンEやCもとりましょう。これらをすべて含むマルチビタミンなどで補給を心がけましょう。

Q24 肌あれにいいサプリメントはありますか?

肌のために良いサプリメントはいろいろあります。ビタミンAは乾燥肌を防ぐ効果があります。ビタミンB群は口内炎や皮膚炎などを防ぎます。ビオチンは肌荒れを防ぎます。シミやソバカスの原因のメラニン色素の生成を抑えるのがビタミンCです。ビタミンEはシミ、しわを防ぎます。

Q25 風邪に効くサプリメントはありますか?

風邪予防には免疫力を強化するこが大切です。免疫力を高めるビタミンCを2時間おきくらいにこまめに摂取することが有効です。風邪やインフルエンザのウイルスは鼻やのどの粘膜から侵入します。粘膜を強くするビタミンA(必要に応じてAに変わる-カロチンがお勧め)を摂ってください。風邪を引いてしまったら風邪薬と一緒に上記のものが含まれるマルチビタミンを摂ると良いでしょう。

Q26 便秘に有効なサプリメントはありますか?

便秘は、食事内容や運動不足、ストレス、腸内細菌のアンバランスなどで起こります。ビフィズス菌や食物繊維を摂取するのが有効です。

Q27 貧血に有効なサプリメントはありますか?

立ちくらみ、息切れ、だるいと言った症状は貧血症状の一つです。特に女性に多いのは鉄欠乏症の貧血です。月経により、一月の間に女性は男性の約2倍の鉄を失うといわれます。赤血球に含まれるヘモグロビンの合成には鉄が不可欠です。鉄分の吸収を促進する、マンガン、ビタミンB群、C、E、葉酸、カルシウムも合わせて摂ることをお勧めします。しかし一方で鉄は体の酸化を促進するミネラルでもあります。鉄の摂取量は医師の処方に従ってください。そのため弊社のマルチビタミンは鉄を含んでいません。貧血気味の人は、鉄とマルチビタミンを摂ってください。

Q28 冷え性に良いサプリメントはありますか?

冷え性は自律神経失調や卵巣などの機能が正常に働かないために起こります。若い女性や更年期の女性に多く見られます。冷え性に効果のあるビタミンはビタミンEとナイアシンです。これらは血液の循環を活発にし、血流の量を増やし冷え性を改善します。

Q29 サプリメントは1日のうち、いつ摂るのが一番良いのですか?

基本的には商品裏面に記された飲み方を守ってください。「1日1回」でよいものは、一番食事量の多い、吸収が高まる夕食後に飲むのが良いと思います。「1日3回」のものについては、3回飲むのが面倒な人は朝夕に分けて飲んでも問題ありませんが、あまりお奨めできません。サプリメントの中にはビタミンCのように数時間しか効力を発揮せず、多く摂りすぎた分は尿中に排泄されてしまい無駄になるものもあります。ですから決められた飲み方を守るのが最も効率よくサプリメントを摂取できるのだと理解してください。

Q30 スポーツをする場合、いつ摂るのが効果的ですか?

ビタミンBやCは体のエネルギー生産を促進し、疲れにくくする働きがあり、スポーツをする直前より、数時間前に飲むほうが良いと言われております。その意味から朝飲むと1日を快適に過ごせますね。

Q31 サプリメントは食前、食後どちらが効果的ですか?

一般のサプリメントは胃腸の働きが活発になる食後がお勧めです。食後の方が吸収が良くなるからです。ただし、ダイエットサプリメントは胃を満腹にするためのものも入っており、これは食事を摂る前に飲んだほうが効果的です。

Q32 サプリメントで病気は治せるのですか?

アメリカには「HEALING WITH VITAMINS」や「THE REAL VITAMIN&MINERARALE BOOK」など疾病に対する処方箋的とも言える本が沢山出版されています。ビタミンやミネラルなどのサプリメントは、自己治癒能力をサポートするわけですから、ほとんどの病気や症状に対して有効といえることは確かです。米国ではジョナサン・ライト博士やライナス・ポーリング博士は栄養療法により疾病を治療している例もあります。